梅原龍三郎-「梅原龍三郎展」

梅原龍三郎-「梅原龍三郎展」

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梅原龍三郎(1888-年-1986)は、京都府出身の画家。伊藤快彦、浅井忠の画塾で洋画を学び、20歳の時パリへ行き、ルノワールと出会う。フランスの地を転々としながら制作を続ける。1913年帰国。その後はヨーロッパを行き来しつつ日本で制作。初期はルノワールの影響で印象派の作風であったが1913年頃からその作風からの逸脱を図り、マティスやマルケなどのフォーヴィスムの影響が見られた。1934年から岩絵具を油で練って描いた作品など、日本画の要素を交えて絵画を制作し、日本の芸術文化と西欧の芸術文化を織り交ぜた作風が梅原の代名詞となった。
また高村光太郎、有島生馬、藤島武二、藤田嗣治など様々な分野の文化人と交流を持った。

本書は、1991年に広島・兵庫・香川で開催された「梅原龍三郎展」の図録です。梅原龍三郎の作品を京都時代・滞欧作品・人物画・風景画・北京時代・静物画・昭和初期の素描に分類し、およそ100点で構成された展覧会でした。図録も同じように梅原龍三郎の作品を辿り、作風を知ることができる一冊となっています。 

出版社:美術館連絡協議会・読売新聞大阪本社
タイプ:ソフトカバー
言語:日本語
ページ数:140ページ
サイズ:280×210 mm
状態:古本