市川崑「KON」

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市川崑(1915-2008)は、日本の映画監督である。三重県で出生し、大阪府で育つ。
18歳の時、J.Oスタヂオ(後の東宝映画京都撮影所、1941年に閉鎖)のトーキー漫画部に入り、アニメーターを務め、撮影所の閉鎖後は、実写映画の助監督に転ずる。太平洋戦争中は広島市に家族と住み、原爆を経験。29歳で終戦を迎え、実写映画の製作に取り組む。1948年の『真知子より 花ひらく』で監督デビュー。2008年に亡くなるまで映画製作だけではなく、テレビドラマやCM、ドキュメンタリーなど、幅広い映像作品を手掛けた。代表作に『ビルマの竪琴』、『東京オリンピック』『犬神家の一族』『サントリーCM サントリーレッド』等。

本書は、1998年に出版された、市川崑が映画デビューした1948年から1998年まで製作された映画73作品を現像し、コマを拡大したものを掲載した一冊。
デビュー作『真知子より 花ひらく』から、これは記録映画か否かと物議を醸したドキュメンタリー映画『東京オリンピック』、文学作品より夏目漱石原作『こころ』、1998年当時最新作であった『新選組』まで、巨匠・市川崑の作品を堪能できます。また、序文に谷川俊太郎、女優インタビューに浅野ゆう子、岸恵子、山本富士子など市川崑と信頼関係のあった女優6名を迎え、また市川崑本人のインタビューも収録されており、人となりも大いに知ることができる一冊です。

出版社:光琳社
タイプ:ハードカバー(外箱つき)
言語:日本語、英語
ページ数:402ページ
サイズ:302×233
状態:保管に伴う経年のダメージ(スレ・淡いヤケ・角傷み等)は見られますが、折れや破れ、書き込みは見当たらず、古書としては標準的な状態です。丁寧に梱包し、日本全国へ迅速に発送します。