「ジュール・シェレ展」

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ジュール・シェレ(Jules Chéret 1836-1932)は、フランスでロートレックらにも影響を与えた画家・リトグラフ家・イラストレーター。主にベル・エポック期(19世紀末〜第1次世界大戦勃発までの時期)に活躍。特に、芸術と広告を融合させた「ポスター芸術」(絵入り多色ポスター)のパイオニアとして知られており、生涯に1000点以上のポスターを制作。97歳で他界するまではその長い晩年をほぼ失明状態でニースで過ごし、夫人(同様にほぼ完全に失明)とお互いを思いやり合いながら暮らしたという。

本書はニース市ジュール・シェレ美術館が主催した日本初回顧展の図録です。1991年に東京・大阪・京都・福岡で開催されました。油彩・パステル・グワッシュと水彩・デッサン・ポスター・石版画のセクションに分け、111点物作品を展示され、図録に掲載されています。ジュール・シェレのアーティスト人生・作品をあらゆる場面から堪能することができる1冊です。

 

出版社:ジュール・シェレ展カタログ委員会
タイプ:ソフトカバー
言語:日本語・フランス語
ページ数:142ページ
サイズ:290×226mm
状態:古本