今井政之「土の華 今井政之展」
今井政之(1930年-)は、大阪府出身の陶芸家。戦時中に広島県竹原市に移り、工業学校卒業後に岡山で備前焼の修行を始める。1952年に京都に移り、初代勝尾青龍洞に入門する。苔泥彩とよばれる独特の技法を生みだし現代陶芸界に独自の領域を開拓。花や魚の模様を象嵌する技法の第一人者として知られ、海外でも高い評価を受けている。
本書は、今井政之氏の作陶45年を記念し、毎日新聞主催で東京、大阪、京都の高島屋で1990年に開催された「土の華 今井政之展」の図録です。この年は今井氏にとっては作陶45周年だけではなく、還暦も迎えた年であり、その足跡を辿り初心にかえり精進する年にしたいと書いています。
126点もの作品が出品され、図録もまた、今井氏の製作の足跡を辿る一冊です。
出版社:毎日新聞社
タイプ:ソフトカバー
言語:日本語
ページ数:148ページ
サイズ:279×250 mm
状態:古本
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