京の絵本シリーズ「酒呑童子」絵・下村良之助 文・舟崎克彦
下村良之助は大阪市出身の日本画家。1943年京都市立絵画専門学校日本画科を学徒動員のため繰上げ卒業。
1949年パンリアル美術協会の結成に参加。戦後の日本画界にあって革新運動を展開した同協会第1回展から出品を続け、やがて指導者的役割を果たし、旺盛な活動を展開、最晩年まで協会と共に歩んだ。
1998年12月30日肺気腫のため京都市の病院で亡くなる。
船崎克彦は、森窓一郎名義での作品もあり、著書は300冊以上にのぼる。
2015年3月まで白百合女子大学教授として文章表現と創作の授業を講じる。同大学と調布市の共同事業として、桐朋学園芸術短期大学教授井上理恵とせんがわ劇場で自身の作品(悪魔の林檎など)の舞台化を発表し続けた。
2015年10月15日亡くなる。
「酒呑童子」は、鬼にさらわれた池田中納言をとりかえしに行く物語。
歌舞伎のような独特の線が入った迫力ある表情が特徴的。
出版社:「京の絵本」刊行委員会
装幀:山本ミノ
タイプ:ハードカバー
言語:日本語、英語
ページ数:36ページ
サイズ:287×223×9
状態:保管に伴う若干のダメージは見られますが、ほぼ新品の状態です。