京の絵本シリーズ「羅生門」絵・竹内浩一 文・小沢章友
竹内浩一は、1941年京都府生まれの日本画家である。
1959年京都市立日吉ヶ丘高校日本画科卒業。1966年山口華楊に師事。1967年、第10回日展初入選。1977年には、第4回山種美術館賞展 大賞受賞。1984年、日本画研究グループ「横の会」結成。1995年、京都造形芸術大学教授就任。1996年には、第9回MOA美術館岡田茂吉大賞展 大賞受賞。2002年、京都市立芸術大学教授就任。2005年には、日本画研究グループ「星星会」結成。2010年に、京都市文化功労賞受賞。2016年には、大徳寺 芳春院の方丈に襖絵(72面)を描く。
小沢章友は、1949年佐賀県生まれの小説家である。コピーライター等を経て作家になる。
早稲田大学政経学部卒。「遊民爺さん」で開高健賞奨励賞受賞。
著作に、「心配しないでね」「龍之介地獄変」「三島転生」「歌舞伎町 炎の夜」など多数。
また、女子大にて非常勤講師として文章創作講座を受け持つ。
平安京の南側の正門である羅城門は、羅生門ともいわれ、物語や謡曲などの舞台として多く取り上げられてきた。妖怪や鬼がすむといわれる不気味な雰囲気の場所として登場する。原典は、芥川龍之介「羅生門」のもとにもなっている。
出版社:「京の絵本」刊行委員会
装幀:山本ミノ
タイプ:ハードカバー
言語:日本語、英語
ページ数:36ページ
サイズ:287×223×9
状態:保管に伴う若干のダメージは見られますが、ほぼ新品の状態です。