京の絵本シリーズ「桐壺(『源氏物語』より)」絵・畑中光享 文・石井睦美
畠中光享は、1947年奈良県生まれの日本画家、インド美術研究家である。
京都市立芸術大学専攻科修了。第21回シェル美術賞、第1回東京セントラル美術館日本画大賞、京都府文化賞功労賞、京都美術文化賞など受賞。
1984~93年〈横の会〉1998~07年〈NEXT〉2012年~〈Artist Group―風〉などの結成に参画。常に大作を発表。個展多数。
著書に「インド染織美術」「インド宮廷絵画」「仏像の歩み」などがある。
石井睦美は、1957年神奈川県生まれの児童文学作家および翻訳家である。
フェリス女学院大学文学部卒業。 前川康男に師事し、創作活動を始める。
「五月の初め、日曜日の朝」で毎日新聞小さな童話大賞と新美南吉児童文学賞を受賞。翻訳絵本「ジャックのあたらしいヨット」で産経児童出版文化賞大賞、小説「皿と紙ひこうき」で日本児童文学者協会賞を受賞している。
「桐壺」は、平安中期の11世紀初めに、紫式部が書いた「源氏物語」の第一帖。桐壺の更衣と帝との悲愛、そして、二人の間に生まれた皇子・光源氏が12歳で元服するまでを描いている。
宮廷文化の雅びな世界と個性的な登場人物たちが、宮仕えをしていた作者紫式部の目を通して、色鮮やかに描かれる。
出版社:「京の絵本」刊行委員会
装幀:山本ミノ
タイプ:ハードカバー
言語:日本語、英語
ページ数:36ページ
サイズ:287×223×9
状態:保管に伴う若干のダメージは見られますが、ほぼ新品の状態です。