京の絵本シリーズ「竹取物語」絵・入江酉一郎 文・太田治子
入江酉一郎(1921-2013)は、京都府出身の日本画家父親も日本画家であり、昭和33年に山口華楊の画塾に入り活躍した。
太田治子(1947-)は、神奈川県出身の作家。父親に太宰治、母親に太宰治の著作『斜陽』の登場人物のモデルになった太田静江をもつ。1967年より作家活動を始め、エッセイ・小説・児童書も手掛ける。
『竹取物語』は、誰もが知る「かぐや姫」の物語。
中学校や高校で習った方も多いのではないでしょうか。
日本画の画風でありながら、登場人物のどこかコミカルな表情も楽しめる絵本です。
また、出生の経緯もありエッセイのイメージが比較的強い太田治子ですが、80年代は児童書を手掛けるようになります。情緒的な表現と描写が特徴的です。
出版社:「京の絵本」刊行委員会
装幀:山本ミノ
タイプ:ハードカバー
言語:日本語、英語
ページ数:36ページ
サイズ:287×223×9
状態:保管に伴う若干のダメージは見られますが、ほぼ新品の状態です。